AIで作った画像、使っても大丈夫?チャットGPT画像生成・利用時の注意点4つ

何ができるの?ChatGPT AI生成物を利用時の注意 著作権?NG? チャットGPT
何ができるの?ChatGPT AI生成物を利用時の注意 著作権?NG?

「チャットGPTで画像を作ってSNSにアップしても大丈夫?」
「著作権はどうなるの?使っても大丈夫?」と気になっていませんか?

チャットGPTを使えば、誰でも手軽にイラストや画像を生成できますが、注意を怠ると、肖像権や著作権、利用規約などでトラブルになる可能性があります。
たとえば、AIが生成した画像に他人の著作物と類似する要素が含まれていた場合、公共の場や商用利用に制限がかかるケースも。

また、AIの生成物の利用がNGとなる用途や、明記が必要な場合もあります。トラブルを避けるために、生成物の掲載先、発表先等のプラットフォームの規約も確認しておくことが大切です。

chatGPT
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これから紹介する4つのポイントを押さえておけば、トラブルにならず、自由に画像生成を楽しめますので、ご安心ください。

チャットGPT画像生成の注意点4つ

チャットGPTでイラストを生成する際の注意点を4つにまとめました。

  1. 本人の許可なく他人の写真や顔を使用してはいけません
  2. 公共利用時は著作権侵害に注意
  3. AI生成NGの用途では使わない
  4. 必要に応じて「AI生成」であることを明記する

チャットGPTは生成した画像の責任を持ちません。使用者に責任があります。
使用の際は十分に注意しましょう。

    他人の写真や顔を使用してはいけません

    他人の写真や顔を許可なしに使ってはいけません。
    実在する人物の顔や写真を無断で使うことはプライバシーの侵害になります。例えば、有名人や他人のSNS画像を使って、画像生成を行うのはNGです。肖像権の侵害に該当する可能性があり、トラブルの原因となるため注意しましょう。

    著作権侵害に注意

    ブログやSNS、広告など商用・公共の場でAI合成された素材を使用する際は、著作権の問題に注意しましょう。

    チャットGPTでは、有名キャラクターや特定のアニメ作品などを使った生成は制限されています。たとえば「ONE PIECE風・荒木飛呂彦風(ジョジョの奇妙な冒険)・鬼滅の刃風・矢沢あい風」などの指示は拒否されることがあり、著作権で保護されている作品の明示的な使用は禁止されています。

    chatGPT
    chatGPT

    特定の作風・アーティストのスタイルを明示的に指定した画像生成は、著作権や肖像権の問題に関わるため、OpenAIのポリシー上、そのままのスタイルでの再現や模倣はお受けできません。

    ただし、「○○風」や「○○っぽく」といった表現であれば生成できる場合もあります。

    チャットGPTからもそれぞれの雰囲気や特徴を取り入れた「インスパイア風」イラストであれば対応可能と提案されました。たとえば、
    “「冒険漫画風アニメ」(ONE PIECEにインスパイアされたタッチ)
    「力強い線画とポージングのあるドラマティックな作風」(荒木飛呂彦風)
    「和風かつ緻密な衣装デザインのダークファンタジー風」(鬼滅の刃風)
    「繊細でおしゃれな少女漫画風」(矢沢あい風)” などです。

    とはいえ、あまりにも似ていると著作権侵害と判断されることもあるため、商用利用時は特に慎重に。

    chatGPT
    chatGPT

    チャットGPTが、特定の人物やアニメにそっくりな画像を生成してくることがあるので、利用についてはチャットGPTを過信せず、自分自身で注意をしましょう。

    NG用途には使わない

    チャットGPTで生成された画像を悪用するような用途(なりすまし、フェイク画像、不快・差別的・暴力的なコンテンツをなど)に使うことは禁止されています。OpenAIの利用規約にも明記されており、違反すればアカウントの停止や法的リスクを伴います。

    また、コンテスト応募や教育現場、公共性の高いプロジェクトや信頼性が問われる場面で生成元の透明性が求められ、AI生成の利用がNGの場合もありますので注意しましょう。もし使用できる場合には、画像がAIによって生成されたことを明記することが推奨されます。

    「AI生成画像」であることを明記する場合も

    用途によっては、「この画像はAIによって作成されたものです」と明記した方が良い場合があります。
    誤認や誤解を防ぐ必要があるケースや、透明性が求められる情報などでAI生成物を利用する場合は、利用の可否を確認のうえ、AI生成画像であることを明記する必要がでてきます。

    AI生成物であることを下記のように明記すると良いでしょう。
    「この画像はAIによって生成されたイラストです」
    「AIアート(生成元:○○)」
    「※イメージ画像(AI生成)」

    注意:最終的な責任は使用者にあります

    チャットGPTは、生成された画像に対して責任を持ちません。どのように使うか、どこで公開するか、肖像権や著作権、規約の問題がないかを判断するのは、あくまでユーザーの責任です。
    「AIが作ったから大丈夫」と思わず、常に慎重に扱いましょう。

    chatGPT
    chatGPT

    チャットGPTの入力欄下に、気になる注意文がありますね。

    ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。


    これは以下のように解釈すべきです:
    「ChatGPTが生成した画像は、必ずしも肖像権や著作権、規約上の問題がないとは限りません。使用前に確認してください。」

    まとめ

    いかがでしたか?
    今回は、チャットGPTのAIで画像生成と利用をする際に、注意すべき4つのポイントを紹介しました。

    4つのポイントを押さえて、トラブルを防ぎ、クリエイティブな画像生成を楽しみましょう!

    おさらい

    1. 本人の許可なく他人の写真や顔を使用してはいけません
    2. 公共利用時は著作権侵害に注意
    3. AI生成NGの用途では使わない
    4. 必要に応じて「AI生成」であることを明記する注

    注意:最終的な責任は使用者にあります。

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