チャットGPTでは、アップロードした写真をもとに、AIがアート風のイラストに加工してくれます。
しかも、複雑な操作や高価なソフトは不要。初心者でも、数ステップで本格的なアート風加工を楽しめます。
今回は、実際にチャットGPTでできる「写真のアート風イラスト化」事例をカテゴリごとに紹介します。

自分の好みに合わせて、楽しく自由にカスタムしましょう。
アート風のイラスト加工
写真を様々なアート風スタイルに加工するのも、AIなら簡単に実現できます。アーティストの独自のタッチや特徴をオマージュしたイラストも楽しめます。
水彩画風
水彩画風にすることで、スマホで撮った何気ない写真にも、水彩画タッチの淡いイラストに変更できます。水彩画の淡く優しいタッチが、懐かしい思い出を演出しているようです。
プロンプト指示例:「マリーローランサン風の水彩画にして」

プロンプト指示例:「水彩画風にして。筆のタッチは柔らかく優しく懐かしい感じで。背景は半分すだれで半分を夜空の花火にして。テーブルにスイカを。スイカは一口かじった跡をつけて」

KAWS風
現代アーティスト、KAWSは、ポップカルチャーとストリートカルチャーに根付いた作風で、世界中にファンがいます。KAWSの作品の特徴は、ポップなキャラクターの目が「XX」になっているところです。
プロンプト指示例:「KAWS風にして」と依頼したところエラーになってしまったので、別の言い方で作成依頼しました。「現代アート風で、目が手書きの×になっているオリジナルキャラクターにして。口はなくして。背景は淡色、渋めの水色に塗りつぶして、人物が浮き出ているようにして。」

ピカソ風
ピカソといえば、面で切り取られたようなキュビズム作品が代表的。顔の配置やパーツが大胆に再構成されるキュビズム調に生成すると、芸術的で、個性的な表現に。
プロンプト指示例:「ピカソ風にして。」

アラビア風
アラビア風をAIに依頼したところ、「いかにも、アラビア!」というイメージ通りに仕上がりました。
プロンプト指示例:「アラビア風にして。装飾も足して」


何故ハイビスカスの花? AIがハワイと間違えたの?と疑わないで。
ハイビスカスジュースは、アラビアでは伝統的なラマダンジュースなのです。
日本画風
日本画と一言でいっても、日本人としては、様々作風のイメージが頭に浮かびますよね。
北斎の浮世絵風、江戸風、鳥獣戯画風など希望のテイストとをAIに伝えることで、自身のイメージする日本画に近づけます。また、背景や衣装、文化的モチーフを追加するなどの工夫をAIに指示すると、より完成された仕上がりになります。
プロンプト指示例:「和風イラストにして。日本画風で」

プロンプト指示例:「衣装は和風にして、かんざしをつけて。装飾も江戸風で。」

プロンプト指示例:「鳥獣戯画風にして。服は和風。線は筆で描いたように。背景は柳と橋にして。」

ピクセルアート風
ピクセルアートはドット単位で構成される表現技法で、デジタルアートの一種です。観賞用やNFTなどでも多く活用されており、高値で売買されたりと、話題になる作品もありますね。
作成したものは、SNSやゲームのアイコンに利用できそうです。
プロンプト指示例:「人物だけをビット風キャラクター。はっきりした線で」

その他のスタイル:画像加工の可能性は思いつく限り無限!
アート風以外にも、加工スタイルのバリエーションは思いつく限り無限で豊富です。様々な独自のテーマやアイディアで画像加工が可能です。
たとえば「忍者風」では、手裏剣や巻物、黒装束などの装飾が加わり、まるでアニメの忍者キャラに。
子どもやコスプレ好きの方にいかがですか?
プロンプト指示例:「実写風の忍者。背景は忍者屋敷風。刀を帯びて、手には手裏剣。人物の特徴を活かして」

まとめ
いかがでしたか?今回の記事では、チャットGPTで実現できる写真のアート風イラスト化事例についてご紹介しました。他のAIの画像生成でも同様の加工ができます。
遊び心あるアイディアや、お気に入りの作風を見つけて、ぜひ自分だけのイラスト写真を楽しんでみてください。
おさらい
- 写真があれば、初心者でも簡単にアート風イラスト化の画像加工ができる
- 水彩画風、KAWS風、ピカソ風、アラビア風、日本画風、ピクセルアート風の加工事例を紹介
- 画像加工の可能性は思いつく限り無限!様々な独自のテーマやアイディアで画像加工が可能
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